フェイ=サンの何か

このブログは筆者が感じたことを淡々と書くブログです.過度な期待はしないようにしてください

S+の自分がXになれた理由を自己分析してみた

はじめに

さる2018年の年末に遂にエリアがXになった。

 

 

で、せっかくなんで万年S+だった自分がXに上がるまでに何が変わったかを自己分析してみようと思ふ。

 

2019/1/10 変わった事その6を追記、変わった事その5に一部追記。

 

変わった事その1:試合のフェーズを意識するようになった

S+底辺にいた頃は兎に角敵を見つけてはキルしたり、ホコやヤグラを進める事だけに執着していて今打開フェーズなのか、防衛フェーズなのかを全く意識していなかった。

しかしS+5~になる頃には「今は防衛だから敵のSPに合わせてカウンターのSPを入れる、今は打開だから死なないようにSP貯めて味方のSPと合わせる」という判断が出来るようになっていた。

此等を判断する材料はエリアの確保状態、盤面の塗り状況、味方と敵の生存状況から行うようになった。

 

このフェーズを意識できるようになるとがむしゃらにSPを吐いたり、1人特攻して無駄死にをすることが激減した。

 

変わった事その2:味方サポートの意識が出来た

S+底辺だった頃は味方なんて運次第だと思っていたし、強い味方引けば勝てる、弱い味方を引いたら負ける、そんな考え方だった。

 

しかし今は如何にして味方を活かし生存させるかを考えて立ち回れるようになった。

 

そもそもS+底辺にいた頃は考え方の前提が間違っていた。即ち「1対1で戦ったら基本、味方は負ける」という前提がS+底辺にいた頃は無かった。

逆にこの前提に気付いてからは味方が今どこにいるか、どこで戦闘しているかに気を配り、すぐさまフォローに回る様になった。すると(特に前線ブキ持ちの人が)いきいきとキルを取るようになった。仮に前線の人がやられてもすぐ自分がフォローして相手を倒せるので人数不利になるケースが減った。

 

今まで味方運が無いなぁーと思っていたのは間違いで、単に自分のフォローが下手だったのが原因だった

 

変わった事その3:索敵→戦闘〜の流れを意識するようになった

かつては(特に打開フェーズの時)兎に角エリアを止めたりホコやヤグラを止めたい余り、索敵も十分にせず突っ込んで死ぬことがかなり多かった。運良く打開できても盤面を広げる塗りばかりしてて、後ろから刺される事もしばしばだった。

つまり戦闘→塗り→戦闘〜みたいな流れだった。

 

しかし上手い人の動画を見ているうちに「戦闘前には必ず索敵をしてる」事に気付いた。

 

今思えば当たり前の行為でも、当時は目からウロコだった。

コレに気付いた当時はまずは画面全体を俯瞰して、敵が何処にいるかを探るようになった。

すると、なんで今まで気付かなかったって位に敵の位置が見えた。モロバレレベルだった。

さらに慣れてくると今度はイカアイコンの生存情報とマップの情報を合わせて見るようになった。

 

これらが出来るようになってきたら如実に生存率が上がるわ、打開は成功しやすくなるわ、味方へのフォローはしやすくなるわと、今までの戦い方がいかに脳死特攻だっのかを知る羽目になった。

 

変わった事その4:位置バレしてるかを意識するようになった

S+帯でまだキルレが1を割っていた頃、見つけた敵は死んでも逃がさん!みたいな戦い方だった。結果、既に相手に補足されているにも関わらず突っ込んで死ぬことがしばしばだった。

しかしデュアカスを持つようになってからは(その前はスシコラとか持ってた)兎に角生きることを最優先に立ち回るようになり、敵に位置バレしたら下がるか一旦身を隠すような立ち回り方をするようになった。

コレはそもそもデュアカスが生存特化のブキであること、DPSが低いからマトモに撃ち合ったら負けるなー、と思っていたからだった。

しかしこの立ち回りを意識出来るようになると、途端に生存率が上がり、SPもガンガン貯まるようになって、結果さらにキルレがよくなるサイクルになった。

 

変わった事その5:ブキ相性を考えるようになった

サーモンランでは常にブキの特性を考え、立ち回りを変えていた(例えばダイナモではタワーを倒しに行かない、など)。

で、ある時ふと、この考え方ってガチマも同じでは?と気付いた。

単純な話だが短射程シューターと長射程シューターが撃ち合ったら、大体は後者が一方的に勝つ。

が、若かれし頃の自分は見つけた敵には誰彼構わず突っ込んでいった。今思えばいいカモだっと思う。

 

ブキの相性を考えるようになってからは有利対面では積極的に攻めて、不利対面には横からキルしたり、得意なブキの人に回したりするようにした。さらには、味方のブキが相手全員に対して有利対面を取れるような場合には、徹底的にその味方を活かすように立ち回っいった(その味方を倒しに来る敵を優先的に倒す、など)。

すると格段に生存率と勝率が上がっていった。

 

因みに自分はエリア以外のルールでは別のブキを持っていたが、持つブキの相性や役割を意識して立ち回りをするようになった。前衛ブキなら少々リスクを取っても果敢に攻める、逆に中・後衛ブキなら全体を俯瞰し味方サポートに重きを置きつつ生存重視で立ち回る、といった具合に。

するとほかのルールでも格段に勝率が上がっていった。

 

変わった事その6:意味のある塗りと無意味な塗りを意識するようになった

塗ればSP溜まる→SPあれば打開とか防衛に有利だし、相手の足場が無くなる→塗り残しは悪!って感じでかつてはキッチリ塗っていた。

しかし上手い人の動画を見ているとほとんど塗らずに攻めていってそして勝っているケースがほとんどだった。当時はそれはキルが上手いから塗らなくても勝てるんだと思っていたし、特に気にしてもいなかった。

 

だが、動画を注意深く見ていると全く塗っていないわけではないことに気づいた。そこでいつ塗っているのか、なぜ塗っているのかを考えながら動画を見ていると幾つかの法則が見えてきた。即ち、

  1. 敵がセンプクしてそうな箇所はしっかり塗る
  2. 敵がセンプクしてなさそうな場所は敢えて塗り残して置いて、味方へのSP用に取っておく
  3. 盤面確保の目的で塗り広げるときは安全な位置や状況でしかやらない
  4. 自分のSPが溜まったら味方のSP用に敢えて自分からは積極的に塗り広げない
  5. 敢えて最低限しか塗らずに攻めることでスピード重視で裏を取る、しかし退路分は確保する

この5つのパターンが見えてきた。

特に3を意識するようになってからは塗っているときにいきなりキルされる、というケースがほぼ無くなった。

1を意識できるようになってきたら、ローラーやブラスターの不意打ちでキルされるケースが減った。

5を意識できるようになってきた頃には、相手の背後から一方的にキル出来ることも増えてきた。

2と4は実感はあまりないが、(多分)味方のSPのたまりが早くなった…んだと思う。

 

よく、「ガチマはナワバリじゃないんだから」と言われるのを見たり聞いたりするたびに、「そりゃそうだ、自分はキチンとオブジェクトに関わっているからガチマをしてるぞ!」という気になっていた。かつての自分に鏡を見せてあげたい気分だった。

 

終わりに

X帯の上位層の動画を見てると、めちゃくちゃエイムが良かったりするので、これ位出来ないとXにはなれないんだろうなーと思っていた。

が、蓋を開けてみると、最低限のエイムさえあれば(試し打ち場の止まってるバルーンにパッとエイムが合う程度)あとは立ち回りでカバー出来るし、何なら立ち回りの方がよっぽど重要だった。

そんな気付きを得て立ち回りを変えられれば、X帯はもう目の前だと思う。

 

願わくば、このブログを見て一人でも多くXになれますように。